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本部よりこんにちは。










本日はとっても暑くなりそうな夏のようなお天気ですね。

本部から見える雲と青い空がbento®のもくもくに見えてなんだかお腹が空いてきてしまいました(笑)



さてそんな清々しい本日は、
昨日拭う公式facebookにて公開させていただいた「若宮大路店10周年記念手拭い」が
出来上がるまでをリポートいたします!






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梅雨の晴れ間が広がる とある日「10 周年記念手拭い」が染められていました。


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工程その1【板場 Itaba】

型紙を木枠に貼り生地の上にのせ、枠の上から手拭いの染めない部分にヘラで防染糊をつけ、
生地を蛇腹状に重ねていきます。

熟練の職人さんが、均一にムラなく、絵柄に美しく染料が浸透していくよう、
細やかな調整と力加減で防染糊を付けていきます。

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真っ白な晒し生地に、均一な厚さの防染糊がしっかりとつきました。

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手拭いの長さで生地を折り返し、ぴたりと合うよう慎重に重ねます。
この時、重ねた生地の裏面に防染糊が移り、生地の両面に糊が付いた状態になります。

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1枚生地を重ねるごとに型をあて、防染糊を繰り返し付けていきます。

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ようやく1疋(ぴき)分が出来上がり。捨て布と呼ばれる生地をのせ、汚れを防ぎます。
※1疋は反物2反分の長さ

捨て布の上にはおがくずをまぶし、糊を固定させていきます。

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これで板場の工程は終了です。
次の紺屋で染められるのを待ちます。







工程その2【紺屋 Kouya】

じょうろのような「やかん(薬缶)」で染料を注ぎ込んで染めていきます。

板場で糊を置いた部分は染まらずに生地白が残り、
注ぎ込みと同時に(写真手前に映り込んでいる)レバーを引くと、ポンプが下から染料を吸い込みます。
それにより糸自体の色が染まり、重ねた生地を一気に染めることができるのです。

※今回のデザインは、“地染まり一色” といい、
生地に染料が定着しやすくなるよう、お湯を流し込んでから染めています。

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1色染めるのには、バケツいっぱいの大量の染料を使います。

染料の入ったやかんは大変重量がありますが、
熟練の技で繊細に動かしながら美しく染め上げていきます。

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ひっくり返して、逆の面からも同様に染料を注ぎ込み、ムラなくしっかりと染料を浸透させていきます。

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両面の注ぎ染めが終わり、捨て布を外すと…



なんとも色鮮やかに染まっています!

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これで染めは完了です!

次の工程の水元(みずもと)に移ります。







大胆かつ繊細な、職人さんの技が光っていますよね〜☆:+*.゜







気になる続きは後半でお届けいたします。

ぜひ、出来上がるまでの工程をご覧くださいね(*´∀`人 ♪









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