☆10周年記念手拭いの生まれるところ(前編)☆
2016/06/17 Fri 11:52
本部よりこんにちは。
本日はとっても暑くなりそうな夏のようなお天気ですね。
本部から見える雲と青い空がbento®のもくもくに見えてなんだかお腹が空いてきてしまいました(笑)
さてそんな清々しい本日は、
昨日拭う公式facebookにて公開させていただいた「若宮大路店10周年記念手拭い」が
出来上がるまでをリポートいたします!

梅雨の晴れ間が広がる とある日「10 周年記念手拭い」が染められていました。


工程その1【板場 Itaba】
型紙を木枠に貼り生地の上にのせ、枠の上から手拭いの染めない部分にヘラで防染糊をつけ、
生地を蛇腹状に重ねていきます。
熟練の職人さんが、均一にムラなく、絵柄に美しく染料が浸透していくよう、
細やかな調整と力加減で防染糊を付けていきます。


真っ白な晒し生地に、均一な厚さの防染糊がしっかりとつきました。

手拭いの長さで生地を折り返し、ぴたりと合うよう慎重に重ねます。
この時、重ねた生地の裏面に防染糊が移り、生地の両面に糊が付いた状態になります。


1枚生地を重ねるごとに型をあて、防染糊を繰り返し付けていきます。

ようやく1疋(ぴき)分が出来上がり。捨て布と呼ばれる生地をのせ、汚れを防ぎます。
※1疋は反物2反分の長さ
捨て布の上にはおがくずをまぶし、糊を固定させていきます。

これで板場の工程は終了です。
次の紺屋で染められるのを待ちます。
工程その2【紺屋 Kouya】
じょうろのような「やかん(薬缶)」で染料を注ぎ込んで染めていきます。
板場で糊を置いた部分は染まらずに生地白が残り、
注ぎ込みと同時に(写真手前に映り込んでいる)レバーを引くと、ポンプが下から染料を吸い込みます。
それにより糸自体の色が染まり、重ねた生地を一気に染めることができるのです。
※今回のデザインは、“地染まり一色” といい、
生地に染料が定着しやすくなるよう、お湯を流し込んでから染めています。




1色染めるのには、バケツいっぱいの大量の染料を使います。
染料の入ったやかんは大変重量がありますが、
熟練の技で繊細に動かしながら美しく染め上げていきます。

ひっくり返して、逆の面からも同様に染料を注ぎ込み、ムラなくしっかりと染料を浸透させていきます。



両面の注ぎ染めが終わり、捨て布を外すと…
なんとも色鮮やかに染まっています!


これで染めは完了です!
次の工程の水元(みずもと)に移ります。
大胆かつ繊細な、職人さんの技が光っていますよね〜☆:+*.゜
気になる続きは後半でお届けいたします。
ぜひ、出来上がるまでの工程をご覧くださいね(*´∀`人 ♪
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細やかな調整と力加減で防染糊を付けていきます。


真っ白な晒し生地に、均一な厚さの防染糊がしっかりとつきました。

手拭いの長さで生地を折り返し、ぴたりと合うよう慎重に重ねます。
この時、重ねた生地の裏面に防染糊が移り、生地の両面に糊が付いた状態になります。


1枚生地を重ねるごとに型をあて、防染糊を繰り返し付けていきます。

ようやく1疋(ぴき)分が出来上がり。捨て布と呼ばれる生地をのせ、汚れを防ぎます。
※1疋は反物2反分の長さ
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それにより糸自体の色が染まり、重ねた生地を一気に染めることができるのです。
※今回のデザインは、“地染まり一色” といい、
生地に染料が定着しやすくなるよう、お湯を流し込んでから染めています。




1色染めるのには、バケツいっぱいの大量の染料を使います。
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ひっくり返して、逆の面からも同様に染料を注ぎ込み、ムラなくしっかりと染料を浸透させていきます。



両面の注ぎ染めが終わり、捨て布を外すと…
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