与三郎

2012/08/29 Wed 16:18

まだまだ猛暑が続いている鎌倉です。
海水浴もまだまだといったところですが、お盆も過ぎますとクラゲ発生でけっこう危険なんですよ。
小さいクラゲですが、刺されるとみみず腫れになってしまいますので、海に行かれる方は気をつけて下さいね。

さて、この手ぬぐい「与三郎」といいますが、みなさんご存知ですか?
通称「切られ与三」(きられよさ)と言われ、歌舞伎の演目にもなっている『与話情浮名横櫛』(よわなさけ うきなの よこぐし)というお話に出てくる主人公です。
♪死んだはずだよお富さん~♪という曲を聴いた事のある方いらっしゃると思いますが、軽くあらすじをお話しますと、この与三郎さんが地元の親分の妾であるお富に一目ぼれしてしまい、二人は相思相愛のいい仲に。情事に激怒した親分に34カ所もめった切りにされ、海に捨てられてしまいます。それを知ったお富は悲しみのあまり入水自殺を。
ところが運良く2人とも一命をとりとめ、3年後にばったりと再開。そこでこの歌♪死んだはずだよお富さん~♪なのでした。お話はけっこう複雑な展開で、再会した時はお富は助けられた和泉屋の大番頭の妾になっていました。
恨みと恋路、また縁を切った実親に会うなど歌舞伎の世界では世話物と言われる話の一つ。木更津で起きた長唄の師匠、四代目芳村伊三郎をめぐる実話が題材となっています。
当時は大人気だったようですが、最近ではあまり上演されることもなく、歌舞伎好きの私もまだ見たことがありません。
市川団十郎と尾上梅幸が演じていましたが、役者も美男美女?が演じていたというのも人気の理由だったようです。

こちらの手ぬぐい、二の鳥居店にございます。
「切られ与三」の顔の傷もちゃんと描かれていますよ。

与三郎
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